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他隊員紹介
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■ 農業振興分野の隊員紹介 (Introduction to JOCV in Agricultural Field) |
このページではアンケート形式で自分(各隊員)の活動やジンバブエについての感想、協力隊についてなどを紹介しています。
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| 剛 さん | あだちじゅんいちろう さん | あきお さん | さおり さん | よしみちゃん さん |
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■ 剛 さん (職種;花形職種の野菜) |
2007.6.27 |
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■ 活動概要紹介 |
- 自分の立場
- Lecturer, Garden manager, Musician
- 活動内容や特徴
- 講義 3分の1、Garden management 3分の1、近隣小学校菜園の巡回指導 3分の1
- 要請以外の活動(プロジェクトなど、主な活動以外の活動)
- 現在、自分の分野(農業)や職場で問題となっていることは何か?
- 仕事中にマリファナ吸うやつ、おれんとこから盗んだトマトをおれに売ろうとするやつ、大事なとこで鼻くそほじるやつ、トマトくれないと母乳出なくて赤ちゃん死んじゃうの!と嘆いてくるやつ、、そんなのはかわいいものです。
頭脳流出はもちろん、問題はもっと奥深いもので、例えば、過去の栄光とでも言いましょうか、経済が良かった頃、つまり農業生産性が高かった頃を知る、どうでもいい彼らの妙な「プライド」が自分の分野で大きな弊害となったように感じます。“テクノロジ”の五文字が大好きなジンバ人には、トラクターない、ガソリンない、そしたらとりあえず手で雑草を引き抜くことから始めよう、という考えがない。我々日本人(家族主体の農業経営)の地道さと、彼らに染み付いた「農業はトラクターと大規模な灌漑設備、大量の農薬・肥料そして除草剤をもって行うものだ」という固定観念との間に大きな距離を感じざるを得ないことが多く、よく配属先や生徒とこの点でぶつかり合いました。ここは、「発展途上国」というより「衰退国」なんです。自らの手で発展した経験がないから、どうしたらいいのかわからないのでしょう。(極論になるかもしれませんが、この固定観念が改善されるためには、とことん経済が破綻し(もちろん経済が更に悪くなれば苦しむのは小農や一般市民、我が家の近所に住む友人や子供たちなのですが)、さらに農業資材が乏しくなり、一度底辺を見てから、もう一度発展途上国としてのステップを踏み出し、今彼らが持っている妙なプライドを払拭し、彼ら自身の胸にその発展過程一つ一つを刻み込んでいく必要があるのではないかと考えてしまう時があります。)
- 技術移転は誰に何をどのような形で行っているか?
- 生徒(講義・実習)
- 地域の小学校・コミュニティー
(野菜栽培、育苗、堆肥づくり、キノコ栽培、ウサギ飼育等による総合的な菜園改善活動。将来は地域の小学校でガーデンコンテストを開催予定)
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■ ジンバブエについての感想 |
- 現在のジンバブエに必要と思われる協力隊の職種は何か?(3つ)
- 狙撃手(みなさん、わかるでしょ)
- スカウト(ハラレはかわいいシャマリがいっぱい。「すきっ歯」っていうアイドルグループを結成して来日して欲しいです。もしくは全員赤ちゃんをタオルで背負ったアイドルグループ。なんだか懐かしくて涙があふれそうです。1stストリートでおっぱい出して授乳するのだけはやめてー)
- 地図(なんで日本とフィリピンがくっついてんだ)
- 生活をするうえでジンバブエと日本の大きな違いは何か?(3つ)
- ジンバ、とにかく全員友達化
- ジンバ、とにかくビチャーナビチャーナ(ゆっくりな時間の流れ)
- ジンバ、とにかく笑顔そして家族愛がいっぱい
- 仕事をするうえでジンバブエと日本の大きな違いは何か?(3つ)
- ジンバ、とにかく一日一個(どんなに努力しても精精1日1つのことしか物事が進まない)
- ジンバ、マンジェマンジェがマンジェマンジェじゃない(ジンバ隊ならわかるでしょ)
- ジンバ、何でもレター、何でも責任たらいまわし(ジンバ隊ならわかるでしょ)
- ジンバブエの良い面(人や土地、文化など)は何か?(日本や他の国と比較して、3つ)
- ジンバブエと日本の生活の違いと同じ答え(とにかく全員友達化、ビチャーナビチャーナ、笑顔そして家族愛いっぱい)
- ジンバブエ人の特徴的な性格は何か?
- ジンバブエ人といっても本当にそれぞれ十人十色でした
- でもシャマリはシャマリ。みんな性格が穏やかで人懐っこかったです
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■ 協力隊について、その他 |
- 協力隊に参加した感想
- ジンバブエでは心の底から家族と呼べる存在ができ、また心の底から親友と呼べる友人ができました。これは、掛け替えのない一生の財産です。
- そして何といっても、日本の家族、友人、彼女、ひとりひとりの尊さが冷静に客観的に深く知ることができました。とても皆さんに感謝しています。日本で少しずつ恩返しをさせていただきたいと思います。
- 協力隊の制度でもっとこうなって欲しい等の要望
- バイク貸与の実施(特に農業隊員の活動の効率性向上のため。要請書に「地域農家の巡回」とあったが、ヒッチハイク禁止・バイク貸与なし、という状況でシャマリ的に言うと、もうそれは「デザスター」、もしくは「ピーナッツ」でした)
※ デザスター:大災害 ※ ピーナッツ:ちっぽけ、役に立たない
- 得意料理
- 乾季に雨季、季節のものを活かしたパスタ(麺はビクトリア)
- 停電・断水頻度(時間×回数/1週間当たり)
- 停電 : 最近調子悪くなってきました。一日二回
- 断水 : 毎日夜8時より朝4時くらいまで
- その他
- マゾエ、ズング、カスケード
- チバゲ、ポークパイ、バタシューズ
- ムズクル、マゾンド、マチェソパワー!
- 直帰します
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■ 剛 さんの写真紹介 |
↑グエビ農業専門大学
入口ゲート
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↑校舎入口
以前は白人のための大学でした
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↑授業風景
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↑播種の仕方を教えています
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↑学校所有の農園責任者を
任されていました
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↑ドライトマトの製品化に
成功しました
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↑ジンバブエ人には目新しい
きのこ栽培を彼と共にスタートさせました
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↑近所の小学校菜園で熱心な
先生相手に野菜栽培の助言をしています
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↑苗床を製作しました
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↑コンポストの壁をレンガで作り
堆肥作りをデモンストレーションしています
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↑2007.6.27 周辺小学校の校長を
集め、いろいろな農法紹介の勉強会を
開催しました
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↑会終了後ビデオカメラで
自分の姿をチェック!みんな嬉しそう
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↑たららーん♪
子供達は音楽が大好きです
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↑音楽発表会には
小学校の子供達と一緒に参加しました
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↑グエビ小学校の先生方と
記念撮影
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↑お気に入りの子供
彼女の笑顔にいつも励まされます
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↑離任間際、小学校の生徒全員に
JALの紙飛行機をプレゼントをしました
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↑全員分配り終えたら
今度は「作って、作って」って大変!!
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↑すごい喜びとはじゃぎよう!
子供って素直です
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↑「GO」また帰ってきてね!
タテンダ(ありがとう)生徒からお礼の言葉を
もらいました
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平和祈願だそう・・・・・
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剛さんジンバブエ隊新記録です!
ビクトリアフォールズ観光、なんと6回!!さて、この記録を破る隊員は今後出てくるのでしょうか?
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↑サザne無線
「今日も無線の感度悪いっす!!」
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■ あだちじゅんいちろう さん (職種;農業機械) |
2007.6.27 |
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■ 活動概要紹介 |
- 配属先の場所や規模などの情報
- ハラレ北西30kmのグエビ農業大学(学生数約120人)
- 活動内容や特徴
- 作業機の取扱いや機械の仕組みなどを講義や実習で教える
- 要請以外の活動(プロジェクトなど、主な活動以外の活動)
- 現在、自分の分野(農業)や職場で問題となっていることは何か?
- 予算不足のため、機械の維持管理が難しい(オイルや消耗部品がなかなか買えないなど)
- 講師や職員の管理能力(意識)不足
- 辞める講師が多く、慢性的な講師不足
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■ ジンバブエについての感想 |
- 現在のジンバブエに必要と思われる協力隊の職種は何か?(3つ)
- 組織営農(農協)関係(農業生産を上げるため)
- 小学校教育(もう下降しているが・・・・教育水準が下降しないように)
- エネルギー関係(自国でエネルギーを自給することは非常に大切)
- 生活をするうえでジンバブエと日本の大きな違いは何か?(3つ)
- 空が青くて、広い
- 湿度が低く過ごし易い
- 玉ネギが高い(南アフリカからの輸入しているため)
- トランスポート(交通手段)が不安定
- 仕事をするうえでジンバブエと日本の大きな違いは何か?(3つ)
- 仕事は二の次
- 焦らず、急がず・・・・・・
- あきらめる
- ジンバブエの良い面(人や土地、文化など)は何か?(日本や他の国と比較して、3つ)
- ほとんどの人が正直で助け合う。親切
- マラウイよりも食べ物が美味しいと思う
- 国がまるっこいので、だいたい一日で移動できる
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■ 協力隊について、その他 |
- 協力隊に参加した感想
- いろいろな能力を持った人に会えて、良い経験が出来ている
- もっと過酷かと思った
- 協力隊の制度でもっとこうなって欲しい等の要望
- 活動やプライベート問わず、車に乗りたい(JICAジンバブエでは隊員の車及びバイクの運転を禁止しています。国によってはバイクはOKの国もあります)
- 任国外旅行の日数を増やして欲しい(現状は2年間で合計20日間のみ)
- 停電・断水頻度(時間×回数/1週間当たり)
- 停電 : 時々
- 断水 : 毎日計画断水(夜8時〜朝まで)
- その他
- マーガリンが植物からできていると、初めて知りました
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■ あだちじゅんいちろう さんの写真紹介 |
↑農機器部品を学生に説明中
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↑ネリカ米の栽培に挑戦
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↑水汲み
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↑水やり
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↑あだちじゅんいちろうさんは
「サザ職人」の別名を持っています
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↑本日の夕食「サザ ne ソヤミート」
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↑同居人との夕食風景
もちろんサザは「手」で食べます
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↑食後は暖炉を囲みマッタリ
日本ではとても味わえない贅沢さです
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↑ビクトリアフォールズ
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↑グレートジンバブエ遺跡
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↑ドンボシャワー
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↑チノイ洞窟
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■ あきお さん (職種;野菜) |
2007.7.10 |
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■ 活動概要紹介 |
- 配属先の場所や規模などの情報
- ムフーレ自助専門学校 農学科(5学科あり、総学生数450名)
- 要請以外の活動(プロジェクトなど、主な活動以外の活動)
- 現金収入向上のためのプロジェクトの立ち上げ
- 教科書作成
- シラバス改正
- 生徒に対し、初歩的な農産物加工の講義と実習指導
- 現在、自分の分野(農業)や職場で問題となっていることは何か?
- 国家の農業政策の崩壊→資材の価格崩壊、慢性的な物資不足
- 学費急騰や教育低下によるドロップアウトの増加
- 低賃金による講師の意欲低下→教育水準の低下と不安定化
- アホ校長の暴走→何度か刺すと本気で考えた
- 技術移転は誰に何をどのような形で行っているか?
- 講師や附属農場の労働者に対し、講義や実習指導、教材の提供
- 未来の農業従事者である生徒に対し、講義と実習
- 地域住民個々に対し、家庭菜園(特にハーブ)や植林を紹介し実演
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■ ジンバブエについての感想 |
- 現在のジンバブエに必要と思われる協力隊の職種は何か?(3つ)
- 生活をするうえでジンバブエと日本の大きな違いは何か?(3つ)
- 仕事をするうえでジンバブエと日本の大きな違いは何か?(3つ)
- ジンバブエの良い面(人や土地、文化など)は何か?(日本や他の国と比較して、3つ)
- ジンバブエ人の特徴的な性格は何か?
- とても幅が広く、とても人間味がある
- 個々を尊重する
- 宗教に対し、忠実である点
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■ 協力隊について、その他 |
- 協力隊に参加した感想
- とても勉強になった。特に人としての幅が広がり、人間味が増した
- アフリカ大陸の農業に触れ、農業に対しての感覚が変化した
- 停電・断水頻度(時間×回数/1週間当たり)
- まちまち。ひどい時は一日ない。電気が止まれば水も10秒後に止まる
- その他
- 政府は経済を破壊しているが、市民がなんとか生きていけるだけのものを与えられ、生かされている(制御されている)ことに、気づいていないのだろうか?国民性を利用した、すばらしい政策だと関心している。
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■ あきお さんの写真紹介 |
↑町から任地への道
かろうじて舗装道路?
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↑任地へ行く途中の民家
ハットと呼ばれる伝統的な萱吹き屋根の家
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↑町から任地へまでは
このトラックが唯一の移動手段(2往復/日)
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↑町から任地へはトラックで約25分
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↑座学の講義風景
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↑講義中の教室
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↑実習風景
学生と共に鍬を振るっています
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↑実習風景
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↑実習終了後に記念撮影
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講義終了後に記念撮影
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↑元祖JOCV
「きのこプロジェクト」のあきおさん
初期投資はきのこ菌だけで
他は身近な物で出来ます
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↑立派なオイスターマッシュルームが
にょきにょきと!
きのこは結構高く売れて、ジンバブエ人は
目が点だっただろう
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↑きのこ菌の培養に成功!
これで初期投資の買い物がいらなくなりました
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↑モリンガ
モリンガ種子の収穫
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↑レイプの畑
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↑商品開発した品物の一部
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↑牛一頭を解体し
その後、みんなでブライをしました
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↑任地で食されている
いも虫
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↑自分の講義ノートやジンバブエの
農業資料から参考にして作った、ジンバブエに適した「園芸参考書」ページ数約200ページ
自分がいなくなった後も活用されるでしょう
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↑配属先提供の住居
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↑ある日の夕食風景
今日は(も)停電でした。夕食は薪(ファイヤーウッド)で作った「サザ」を
手で食べるのがここでの流儀です
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■ さおり さん (職種;野菜) |
2007.9.15 |
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■ 活動概要紹介 |
- 配属先の場所や規模などの情報
- ハラレ郊外にある、ファンビサナイ パーマカルチャー(永続性のある自然農業)センター(組織はNGO)
- このセンターでは、小作農民に対してパーマカルチャーや有機農法についてのワークショップを開いている
- 活動内容や特徴
- 野菜以外にも果樹・ハーブ・家畜の世話のみならず、ワーカー(作業員)さんの人生相談まで何でも来い!!
- 要請以外の活動(プロジェクトなど、主な活動以外の活動)
- 現在、自分の分野(農業)や職場で問題となっていることは何か?
- ワーカーさんのお給料の低さ
- HIV/AIDS感染率の高さ
- ヤル気のなさ
- 信頼関係のなさ
- 資金不足
- 技術移転は誰に何をどのような形で行っているか?
- 本来は3人いるスーパーバイザー相手に何かを伝えるべきなのだが、実際はワーカーさん(正社員ではない)に対して、細々と技術指導をしている気が。。。
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■ ジンバブエについての感想 |
- 現在のジンバブエに必要と思われる協力隊の職種は何か?(3つ)
- 環境(ジンバブエ人の関心がとても低いため)
- 農業(食料不足が深刻。自給自足も以前は出来ていたが、今は出来ていないため)
- 教育(特に小さな子供に対して)
- 生活をするうえでジンバブエと日本の大きな違いは何か?(3つ)
- ストレスが少ない
- ジンバブエ人は野菜をあまり食べない
- 物不足
- 仕事をするうえでジンバブエと日本の大きな違いは何か?(3つ)
- 何かするのに日本の10倍くらい時間が掛かる
- やる気がない
- 学歴偏重
- ジンバブエの良い面(人や土地、文化など)は何か?(日本や他の国と比較して、3つ)
- 親切・フレンドリー
- 家族・親戚・地域の人々との結びつきが強い
- 犯罪率が低い
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■ 協力隊について、その他 |
- 協力隊の制度でもっとこうなって欲しい等の要望
- 車の運転が出来ないのが厳しい。野菜の出荷等で動けないことが多々あって悔しい
- 停電・断水頻度(時間×回数/1週間当たり)
- ランダムにしょっちゅう(2,3日に1度はある)
- 停電があると、ポンプで井戸水を汲めなくなるので断水も同時に起こる
- その他
- ハラレに行くと、つい食べすぎ・飲みすぎてしまいます
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■ さおりさんの配属先に関してのちょっと勉強 と 写真紹介 |
- Permacultureとは
- 日本語では、永続性のある自然農業。生態系農業
- Permanent(永久的な)とAgriculture(農業)の単語から作られた造語
- 具体的な特徴は、自然と共に無農薬で無化学堆肥で作物を栽培し、さらに見た目にも美しいこと
- 無農薬で野菜を育てるには
- 輪作をする
- 輪作とは、地力の維持と病虫害を避けるために、同じ土地に生態的性質の異なる作物を一定期間置いて周期的に栽培することです。⇔連作
- 多様性を大切に!単一作物ではダメ!
- 互いに良い影響を与えあう植物同士をコンパニオンプランツといいまして、それらを組合わせて植物を栽培することを「混植」といいます。混植をすると、栄養の競合・根圏の競合・光の競合などが生じにくい特徴があります。また例えば、玉ネギ(害虫があの匂いを嫌いなため)と人参などのように害虫対策にも混植は生かされます。
- 自然農薬の利用
- 有機堆肥の有効利用
- 牛フン・鶏フン・馬フンなどあらゆる家畜のフンや食事から出る生ゴミを利用して、有機堆肥作りを行います。ミミズを使うと、良質な土(堆肥)が出来ます。
- 東南アジアでは、人間の糞尿も有機堆肥として伝統的に利用してきたのですが、アフリカではそういった習慣がありません。アフリカで人間の糞尿を堆肥として利用することを定着させるのは難しいようです。
- 見た目を美しくする
- NGOについて
- 現在、ファンビサナイ パーマカルチャーセンターには、Tudor Trust(イギリス), WRDC, HIVOS, HEKS(スイス), DED(ドイツ)の5つのドナー(資金源・供与者)があります。
- このセンターはコンセプトが良く、大きな資金が先進諸国からセンターにドネーション(寄付)されています。しかし、為替交換レートの問題やジンバブエの経済問題、センターの経営問題などがあり、現在、事業の効率的な運営が難しい状況のようです。大切な資金の有効利用が行われていて欲しいと願います。
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↑ハラレから約20km
センター関係者で構成された小さなコミュニティーがここにはあります
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↑隊員住居(ハット)
現在、ジンバブエで唯一、ハットに住む隊員
麦わら屋根の中のネズミと同居中
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↑トイレと水飲み場
トイレは床に穴が一つ空いているだけ!
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↑Nursery(苗の育成場)
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↑豚フン液肥
水と豚フンを混ぜ、発酵させたもの
奥の畑には、様々な作物が
混植されています
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↑混植
右からネギ、セロリ、キャベツ
これがパーマカルチャーの特徴の一つです
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↑トマトの温室栽培(無農薬)
無農薬でのトマトの栽培は難しいと言われていますが、センターでは灰(病虫害予防に植物全体にふりかける)と豚フン液肥で病気知らずです
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↑豚舎
将来的には、豚舎の場所をぐるぐる移動させて
その場所で作物を育てる仕組み
(堆肥の有効利用)を作りたいです
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↑ミミズを使った堆肥作り
牛糞をミミズに分解させると、非常に良質な
堆肥が出来ます
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↑有機堆肥(コンポスト)
草、豚フン、鶏フン、バナナの葉、水で
作ります
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↑ここの鶏舎では
ジンバブエ固有の鶏を飼育しています
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↑現金収入用のブロイラー
以前、ニワトリ達は50個/日の卵を産んで
いましたが、最近は栄養不足で20個/日に
減ってしまいました
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↑自分の菜園
日課の水遣りです。ウネをアレンジして
曼荼羅(マンダラ)模様にしてあります。
作物は、自分用とデモ用に日本の野菜が植えてあります
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↑いつもうるさい近所の子供達
服はボロボロで裸足です。
でも、笑顔と素直さは特上なのです
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■ よしみちゃん さん (職種;野菜) |
2008.3.27 |
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■ 活動概要紹介 |
- 活動内容や特徴
- 「食料安全保障」をベースに、コミュニティーへの持続的な食料供給の技術提供
- 近隣中学校・小学校で農業・環境系教育のサポートなど
- 要請以外の活動(プロジェクトなど、主な活動以外の活動)
- 現在、自分の分野(農業)や職場で問題となっていることは何か?
- 地方農村地域では、子供も大人も「食料」・「栄養」・「仕事」・「生活に見合った収入」などが充分ではないです。
- それを改善するプロジェクトも持続的な視野に立ってなく、機能していない
- やはり「Food Security(食料安全保障)」のきちんとした取り組みが必要
- 技術移転は誰に何をどのような形で行っているか?
- 中学校で農業担当教員と打ち合わせをしたり、生徒に授業を実施
- 農業普及施設の職員との連携で、コミュニティへの技術提供
- 小学校での農業・環境系の授業を実施
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■ ジンバブエについての感想 |
- 現在のジンバブエに必要と思われる協力隊の職種は何か?(3つ)
- 村落開発(食料安全保障や貧困対策などためにコミュニティーに入る)
- 農業関連職種(今後の国内生産力の向上のため、できれば村落と連携)
- 教育関係職種(長期的な視点に立った人材育成の基盤づくり)
- 生活をするうえでジンバブエと日本の大きな違いは何か?(3つ)
- 都市部に住む人のほうが少ない
- 他人同士でも協力しあって生活する
- 宗教が根付いている
- 仕事をするうえでジンバブエと日本の大きな違いは何か?(3つ)
- 細かい計画を立てない
- 長期的展望がない
- 予定がすぐ変わる
- ジンバブエの良い面(人や土地、文化など)は何か?(日本や他の国と比較して、3つ)
- 困っている人に親切。具合が悪いと良くなるまでみんなで心配してくれる。
- 誰とでも挨拶し、よく笑う。人間関係がギクシャクしない。民族問題がない。
- 文化遺産がある。グレートジンバブエ遺跡は古くから人々が共同社会を築いた証。
- ジンバブエ人の特徴的な性格は何か?
- 明るい、おしゃべり
- 根に持たない
- 他人でも家族のように大事にする
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■ 協力隊について、その他 |
- 協力隊に参加した感想
- いつかは行きたかったアフリカに来られて幸せ。しかもここでの生活は貴重な経験の連続。2年間で多くのことが学べるでしょう。
- ボランティアといっても生活面・安全面など守られているので安心です。
- メイドさんを雇う生活は今までしたことなかった。今、とても助かってます。
- ジンバブエに来て自分が変わったことは何か?
- 何かに追われず、のんびり生活できるようになりました。その分、今まで見えなかったことや気付かなかったものが分かるようになり、得るものが多いです。
- 得意料理
- カペンタ(煮干しのようなもの)炊き込みご飯
- ニンニク醤油チャーハン
- ジンバブエでのストレス解消方法は?
- あまたの星を眺めること
- 虫や動物たちとしゃべること
- 料理をすること
- 停電・断水頻度(時間×回数/1週間当たり)
- 年2、3度は1週間停電(ケーブル故障など)します。そして、だいたい毎日、停電あり(短時間・長時間含め)。乾季は停電少ないほうです。
- 断水なし(井戸水利用なので。乾季終盤は井戸水も少なくなり、汲みにくくなることがあります)
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■ よしみちゃん さんの写真紹介 |
↑チノルンバ小学校
2年生の授業風景。涼しい木陰で
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↑牛が食事を求めて移動中
もちろん牛追いがいます
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↑生活に大切なボアホール(井戸)
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↑日本ではめったに見られない
(日本は寒いので咲かないの)サツマイモの花
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